インドで、信じられない状態になった野生のゾウが発見されました。
なんと首の周りに、巨大なトラクター用タイヤがすっぽりとはまっていたのです。
【首にタイヤを付けたまま歩くゾウ】
ゾウが見つかったのは、インド北東部アッサム州ゴラガート地区。
森林地帯を移動する野生のゾウの首に、大型タイヤがはまっていることが確認されました。
ゾウは4頭ほどの群れの一員だったとされ、その様子を撮影した映像がSNSで広まりました。
映像を見た住民や野生動物関係者から心配する声が上がり、森林当局などが救出に動きます。
【数時間かけてゾウを追跡】
しかし、相手は巨大な野生のゾウ。
近づいてタイヤを引っ張ればいいというわけにはいきません。
森林当局に加え、野生動物の救護を行うチームや獣医師らが参加。
ゾウを数時間にわたって追跡し、安全に作業できる状況を整えました。
最終的にゾウを鎮静させ、首にはまっていたタイヤを切断して取り外すことに成功しました。
【なぜタイヤが首にはまった?】
ゾウがどのようにして巨大なタイヤを首にはめてしまったのか、詳しい経緯は分かっていません。
野生動物が人間の捨てたゴミや人工物によって危険な状態になるケースは、世界各地で問題になっています。
特にゾウは好奇心が強く、人間の生活圏に近づくこともあります。
今回の出来事も、人間が残した人工物が野生動物に思わぬ危険を与える例の一つと言えそうです。
幸い、救助チームの作業によってタイヤは無事に取り除かれました。
巨大なトラクター用タイヤを「首輪」のように付けたまま森を歩いていたゾウ。
少し間違えば命にも関わりかねない、珍しくも考えさせられる救出劇となりました。



