8月12日、ヨーロッパや北大西洋の一部で皆既日食が観測されました。ESAによると、ヨーロッパで皆既日食が見られたのは20年以上ぶりです。
ヨーロッパ各地で太陽が月に隠れる
皆既日食は、月が太陽と地球の間に入り、太陽の光を完全に遮ることで起こります。
今回、皆既日食が見られた地域には、グリーンランド、アイスランド、スペイン、ポルトガル北東部の一部などが含まれました。NASAによると、皆既帯は北ロシアや北大西洋なども通過しています。
皆既日食の時間帯には太陽の強い光が遮られ、昼間にもかかわらず周囲が薄暗くなります。普段は太陽の明るさに隠れて見えにくい「コロナ」を観察できることも、皆既日食の大きな特徴です。
スペインでは夕暮れ直前に皆既日食
今回の皆既日食は、スペインでは日没に近い時間帯に発生しました。
NASAはスペインで撮影された皆既日食の画像も公開しており、月が太陽を完全に覆う様子が記録されています。
また、皆既帯から外れたヨーロッパの広い地域やカナダ、米国北部、北西アフリカなどでも部分日食が観測されました。
次の皆既日食は意外と近い
ヨーロッパでは次の大きな天体ショーもすでに控えています。
2027年8月2日には、スペインの一部や北アフリカ、中東などを通る皆既日食が予定されています。さらに2028年1月には金環日食もあります。
世界各地で観測された今回の皆既日食。普段とはまったく違う空の姿に、多くの人が注目する一日となりました。


