千葉県を襲った記録的な大雨から数日が経過しましたが、被害の全容が明らかになるにつれて、その深刻さが増しています。
2026年8月13日から14日にかけて千葉県では猛烈な雨が降り、広い範囲で道路の冠水や住宅への浸水などが発生しました。
8月18日までに、今回の豪雨による死者は13人となっています。
さらに床上・床下浸水した住宅は合わせて2007軒、全壊した住宅は2軒に上っています。
冠水した道路などで相次いで犠牲者
今回の豪雨では、冠水した道路で車が動けなくなるなど、各地で深刻な被害が発生しました。
市川市では60~70代とみられる男性が冠水した道路で発見され、その後死亡が確認されました。
八千代市でも男性が冠水した道路で発見され死亡。佐倉市では、66歳の女性が冠水した道路で動けなくなった車内に閉じ込められ、亡くなっています。
その後も遺体の発見が相次ぎ、8月18日までに死者は13人となりました。
道路には約2700台の車
復旧を難しくしている大きな問題の一つが、豪雨によって動けなくなった大量の車です。
千葉県や千葉市によると、国道や千葉市内などには少なくとも約2700台の車が残された状態となっています。
千葉市は18日朝までに、このうち危険と判断した約500台を路肩などへ移動。
県は国や千葉市などと連携してプロジェクトチームを立ち上げ、レッカー移動などの対応を急ぐ方針です。
病院にも影響、予定していた手術を中止
豪雨の影響は医療機関にも及んでいます。
千葉大学医学部附属病院では排水処理設備が冠水して故障。
8月18日は手術件数を制限し、19日に予定していた手術についてはすべて中止すると発表しました。
洗浄や滅菌が必要な一部の外来診療についても制限が行われています。
復旧作業続く
千葉県では8月13日、大雨の影響を受けて帰宅困難者向けに県庁本庁舎を一時滞在施設として開放するなどの対応も行われました。
雨が収まったあとも、浸水した住宅の片付けや道路の復旧、水没した車両の撤去など、多くの作業が残されています。
今回の豪雨では短時間のうちに道路や住宅地が冠水し、多くの人の生活に大きな影響が出ました。
被害状況は今後さらに更新される可能性があり、自治体などによる復旧・支援活動が続いています。
Photo: Misei sen / CC0 1.0
出典:Wikimedia Commons



