インドで開催されるバドミントンの世界選手権を前に、ちょっと変わった「サル対策」が注目されています。
会場となるニューデリーのインディラ・ガンジー・インドアスタジアム周辺では、野生のサルが入り込むことがあります。
そこで大会主催者が用意したのが、なんと大型のサル「ラングール」の鳴き声をまねる専門家です。
なぜ人間がサルの鳴き声を?
ニューデリーではアカゲザルが街中に現れることが珍しくありません。
今回採用された専門家は、アカゲザルが警戒するラングールの鳴き声をまねることで、会場周辺からサルを遠ざける役割を担います。
ロイターによると、担当者の中には親子3代にわたって鳴きまねの技術を受け継いできた人もいるといいます。
きっかけは今年の大会で起きた「サル侵入」
ここまで対策するのには理由があります。
同じ会場で今年開催されたインド・オープンでは、実際にサルがスタジアム内へ侵入する出来事がありました。
さらに鳥のふんなども問題になったことから、世界選手権では動物の侵入を防ぐ対策が強化されています。
サルだけじゃない!ハト対策も
主催者が警戒しているのはサルだけではありません。
会場ではハトなどの鳥が居つくのを防ぐため、鳥が止まりにくくなる無害なジェルを使用する対策も行われています。施設自体も改修され、照明や空調などの改善が進められました。
世界選手権は8月17日開幕
2026年のバドミントン世界選手権は、8月17日から23日までニューデリーで開催されます。
世界トップクラスの選手たちが集まる大会の裏側で行われている、なんともユニークなサル対策。
果たして「鳴きまね職人」の活躍によって、今度こそサルの乱入を防ぐことができるのでしょうか。
※本記事は2026年8月16日時点で確認できる情報をもとに作成しています。


